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株式市況

◇東証大引け 日経平均は3日続落 金利上昇が重荷、ソフトバンクGは支え

2026/09/15 15:55

 15日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続落し、前日比8円89銭(0.01%)安の6万3484円10銭で終えた。14日の米半導体株安の流れを引き継いで、東京市場でも一部の人工知能(AI)・半導体関連に売りが膨らんだ。国内債券市場での長期金利の上昇を受け、相対的な株式の割高感を警戒する売りが優勢だった。

 米アンソロピックの最高経営責任者(CEO)が最先端のAI開発を減速すべきだと呼びかけたのを受け、14日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が約6%下落した。AI開発が減速するとの懸念を先に織り込んで14日の東京市場でも関連株は軒並み下落したが、翌15日も関連銘柄の一角に売りが優勢だった。アドテストや東エレク、フジクラなどが下落した。

 世界的な金利上昇も重荷となった。米長期金利が日本時間15日午後の時間外取引で再び5%台に上昇。国内債券市場でも長期金利は一時3.030%と1996年9月以来、30年ぶりの高さとなった。原油高によるインフレ圧力の高まりが債券売りを促した。米ブルームバーグ通信が15日午後、高市早苗政権が防衛費を国内総生産(GDP)比3.5%への引き上げを検討していると報じ、財政悪化への懸念が国債売りを促したとの見方もあった。

 日経平均は上昇し、上げ幅が600円を超える場面もあった。14日に出資する米オープンAIの上場延期観測から大幅安となったソフトバンクグループ(SBG)が急反発し、1銘柄で日経平均を350円程度押し上げた。大和アセットマネジメントの建部和礼チーフ・ストラテジストはきょうの相場に対し「堅調な業績を背景に日本株の先高観が崩れたわけではない。金利上昇や原油高は重荷となるが、今後も底堅い展開が続く」との見方を示した。

 東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は21.05ポイント(0.52%)安の4037.16だった。長期金利は上昇したものの、三菱UFJや三井住友FG、野村、第一ライフなど金融株の買いにはつながらなかった。JPXプライム150指数は反落し、10.31ポイント(0.61%)安の1688.45で終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で7兆4384億円、売買高は18億8588万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は800。値下がりは685、横ばいは68だった。

 リクルートやキオクシア、村田製が上げた。一方、豊田通商とソニーGは下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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